グーグルは6日、慶應義塾図書館が、日本の図書館としては初めて、「Googleブック検索 図書館プロジェクト」のパートナーに加わったと発表した。Googleブック検索ライブラリ図書館プロジェクトとしては、26番目の図書館となる。
慶應義塾図書館は、200万冊以上の蔵書を持つが、今後、著作権の保護期間の切れた書籍約12万冊を対象として、グーグルと慶應義塾図書館が協同で書籍のデジタル化に取り組む。
Googleブック検索では、書籍は2つの方法でデジタル化されている。一つは「パートナープログラム」で、書籍の販売促進のために出版社が書籍を提出し、一部のページのみ閲覧可能にするもの。もう一つが「図書館プロジェクト」であり、著作権の保護期間が切れた書籍を対象にスキャンを行っている。ブック検索は、これら2つの取り組みを通して、ユーザーには、他の方法では決して見つけられなかった書籍情報を提供し、出版社と著者には、新たな読者を獲得する手段を提供するとしている。
慶應義塾図書の杉山伸也館長は、「Googleの図書館プロジェクトにより、デジタル化された慶應の蔵書が、国際的にも広く利用さ れ、世界の研究や教育の進展に貢献することができます。これは、創立者福澤諭吉が明治時代に情報やメディアの重要性をいちはやく認識して時代を先取りしたことを考えると、まさに慶應が日本で率先して行なうのに相応しいプロジェクトです。」と述べている。